保険会社は、医療のプロではありません。
あなたに治療が必要なのか、治療によって改善する見込みがあるのかを判断することなく、あなたが負ったけがと他の多くの事故例との比較だけで治療期間を決定し、あなたに治療を終了するように求めてきます。また、保険会社に促されて医師からも治療を終了するように促されることがあります。
あなたが治療を必要としているのであれば、保険会社や医師に治療の継続を訴えなければなりません。
保険会社からは軽度なむちうち症であると判断されている場合でも10ヶ月を超える長期の治療が必要な場合があります。また、頭痛に悩まされたり、うつ病のような症状が現れ、その原因が分からないまま放置していたところ、交通事故で硬膜に傷が入り、継続的に髄液が漏れ続けていたことが発覚したという例もあります。
多くの症例を見てきた交通事故の専門家でなければアドバイスできないことがたくさんあるのです。