弁護士視点で知財ニュース解説

弁護士視点で知財ニュース解説

  • ビール産地名の保護へ
    政府は,平成27年7月6日,ビールの商品名に使われる著名な産地名を「地理的表示(GI)」として保護する方針を固めたと公表しました。 ウイスキーなどの蒸留酒やワイン,清酒で産地と関係ない商品への使用を禁じた酒類業組合法を平成27年秋にも改正し,蒸留酒,ワイン,清酒に加えてビールも対
  • 洋服デザイン模倣、通販運営会社の代表ら逮捕へ? 
    産経WESTの報道によりますと,大阪府警は,若い女性向けの洋服のデザインを模倣して販売していたファッション通販サイトを運営する衣料品販売会社(大阪市西区)の代表取締役などを,不正競争防止法違反の疑いで逮捕する予定であるとのことです。 不正競争防止法においては,不正の利益を得る目的
  • 店舗BGM JASRAC調停一斉申立て
    日本音楽著作権協会(JASRAC)は,平成27年6月9日,全国15都道府県の簡易裁判所に対して,JASRAC 管理楽曲をBGMとして使用している258の店舗などの経営者を相手に,楽曲使用料の支払いを求める民事調停の申立てを行ないました。 楽曲の著作権者は,楽曲を,公衆に直接聞かせ
  • 特許審査ハイウェイ(PPH)
    経済産業省は,平成27年6月24日,ルーマニア発明商標庁との間で,7月1日より特許審査ハイウェイ(PPH: Patent Prosecution Highway)を開始することに合意したと発表しました。特許審査ハイウェイ(PPH)は,日本と各国特許庁間の取り決めにより,第1庁(先
  • 特許権侵害訴訟 損害額の立証責任転換
    政府は,特許権を侵害された企業等の被害救済を,より実効的に行われるようにするため損害賠償額に関する立証責任を特許権侵害者に負担させることを内容とする特許法の改正を検討しているようです。 現在の特許法では,特許権が侵害された場合の損害賠償について,損害賠償額の推定規定が存在します。
  • 番組等の二次利用 著作権法改正へ
    過去に制作されたドラマなどの番組をアーカイブやインターネット配信するためには,著作権者や実演家などの権利者の事前の承諾がなければ行うことができません。 俳優や女優,歌手などの実演家については,「ワンチャンス」と呼ばれているように,出演する際に番組等の二次利用の承諾を行っているもの
  • 製法特許(プロダクト・バイ・プロセスクレーム) 最高裁判決
    特許発明の特定を化合物そのもので行うのではなく,当該化合物の製造方法により特定する製法特許(プロダクト・バイ・プロセスクレーム)に関する最高裁判決が下されました。 特許発明の特定(特許請求の範囲の記載)は,原則として発明の成果物によって特定することになりますが,製薬などの化学の分
  • iPhone とmy/phone の商標は非類似
    米アップルがフィリピンで製造・販売されているスマートフォン「my/phone」がアップル社の「iPhone」の商標権を侵害しているとしてフィリピンの知的財産局(IPO)に訴えていた事案でIPOは,「iPhone」 と「my/phone」 の商標は非類似であると判断したと報道されて
  • アイフォーンの外観は保護対象にならず
    米巡回控訴裁判所は,米アップルが韓国サムスン電子を訴えたスマートフォンの特許権等侵害訴訟において,アップル側が主張した「i Phone(アイフォーン)」の全体的な外観が商標権によって保護される対象には該当しないとの理由により,約9億3000万ドル(約1100億円)の損害賠償を命じ
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