著書「プロダクトデザイン保護法」がブログ「企業法務マンサバイバル」において高い評価をいただくことができました。
ブログの内容を引用させていただきますと,
「前半で各法の概要を、後半でその各法を使った具体的な保護の手法を説きます。その対象は有形の商品デザインにとどまらず、空間デザイン(店舗の外観、内装、陳列などのいわゆるトレードドレス)、情報デザイン(GUI、情報レイアウト、見出し、データベース、アイコン、タイプフェイス)と、無形のデザインまでを幅広く取り扱っているのが特徴。中でも前半の意匠法の解説は、適切な入門書が見当たらないこの分野にあって分かりやすさが際立っていました。また後半についても、特に情報デザインをどう保護するかというテーマは、あらゆるサービス業の知財担当者が頭を悩ましているはずのポイントです。それだけに、"プロダクトデザイン"というタイトルのせいでこの本をスルーしてしまう人がいそうで、少しもったいない気もしました。」
なお,ここでいう「各法」とは,意匠法,商標法,著作権法,不正競争防止法,民法を指しています。
本書の内容を的確に理解していただき,執筆の苦労も報われます。