M∧A支援
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M&Aのメリット

事業譲り受け側のM&Aのメリットは、大企業による売上増加、上場基準を満たすための補強、本業の強化・拡大、新たな事業分野への進出の目的を達成するため、時間をかけず安全に行うことができる点にあります。

他方、事業譲り渡し側のM&Aのメリットは、創業者利益の確保、譲渡する事業が備える無形資産等の保護、事業を譲り渡す側企業の体質を強化することができる点にあります。

1. 創業者利益の確保

創業者利益を実現する方法としては、事業の譲渡、株式公開、廃業・清算のいずれかしかありません。 株式公開は、厳しい上場基準をクリアーする必要があり、内部統制システム構築や上場を維持するにあたり多額の費用が必要になります。また、近時のような不景気な状況では、株式公開にあたって株式を引受けてくれる者を確保できるかという問題もあります。

st035.jpg廃業・清算においては、資産の処分価格が低く抑えられる上に、事業継続によってはじめて価値を持ちえる資産については一切評価されません。また、資産処分時と株主への配当時にそれぞれ課税されるため税負担額が嵩みます。この結果、創業者が受取れる利益が大きく低減されます。

事業の譲渡は、事業が継続することを前提にその資産価値を評価される上に、事業譲渡時に課税されるのみであるため、廃業による清算と比較して遙かに大きな利益を確保することができるのです。

2. 譲渡する事業が備える無形資産等の保護

廃業・清算では、長年にわたり築き上げてきた商圏・技術・ノウハウが全て無に帰してしまいます。また、従業員は職を失い、取引先も新たな取引先を探し出さなければならないことにもなります。 事業の譲渡を行えば、商圏・技術・ノウハウを保護することができる上に、従業員や取引先に重大な影響を与えることもありません。

3. 事業を譲り渡す側企業の体質強化

主力事業に経営資源を集中させることができる上に、非主力事業の売却で得た利益を主力事業に投入することで、事業を譲り渡す側の企業の体質強化を図ることができます。 また、上場企業等の経営資源が豊富にある企業に事業を譲り渡すことで、資金を豊富に投入し、販路の拡大や社内体制の整備等も行うことができ、譲り渡した事業そのものの体質強化を図ることもできます。

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